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2013.7.27
[Suzuka 8hours]速報
昨日7/26からスタートした2013“コカ・コーラ ゼロ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第36回大会の公式スケジュール。
金曜の計時予選で暫定2番手につけ、土曜のタイムアタックステージ「トップ10トライアル」に進出しました。
加賀山就臣、芳賀紀行、ケビン・シュワンツの3ライダーのうち、2人が出走する予定でしたが、フリー走行を終えてのトップ10トライアル開始時刻直前に雨が降り始め、タイムスケジュールが変更。
同時に、スターティンググリッドを決定するセッション方法も変更になり、トップ10トライアル出走の10チームによる、40分間の走行セッションに変更されました。まず加賀山就臣が出走し、チームベストタイムとなる2分08秒188をマーク。
続いてケビン・シュワンツ、さらに芳賀紀行が出走し、タイムアタックというよりも、マシンセッティングの詰めを進めました。最終的に加賀山のタイムが6番手となり、明日の決勝レースでは、6番グリッドからスタートすることとなりました。
なお、シュワンツの走行時間帯では、シュワンツがウェイン・レイニーのヘルメットを装着して出走し、ケガで現役生活を終えざるを得なかったレイニー氏へのリスペクトをあらわしたサプライズに、大きな歓声が巻き起こっていました。◎加賀山就臣
本当はタイム的にもっと行きたかったけど、大事なのは予選ではなく決勝。一発のタイムアタックをするより、勝負は決勝レースなので、このポジションで全く問題ありません。Team KAGAYAMAとして3年目の活動で何か面白いことをやりたい、とスタートした今回の8耐出場でしたが、紀行とケビンが、こんなプライベートチームに集まってくれて、それをたくさんの方がサポートしてくれたおかげで、ここまで来られました。もちろん、話題作りだけで終わるつもりはないので、狙うはずっと優勝! 明日の決勝もお楽しみに!◎芳賀紀行
初めてスズキのマシンに乗っての8耐ですが、ここまで一進一退。まだまだマシンは仕上がっているわけではないけど、ある程度のベースはできたかな、という状態。8耐は一発のタイムじゃなく、1時間の走行を8回、いかにアベレージ高く、それも楽にタイムを出し続けられるかが勝負だと思っているので、明日の決勝前のフリー走行を使っても、最後の最後までマシンをいじって行こうと思っている。ユキオのチームとして1年目のチームで、ケビンや僕が転んだり、いろんなトラブルはあるけど、決勝前にトラブルを出しきっておけばいい。◎ケビン・シュワンツ
もともと1周だけのタイムアタックにリスクを負うなんて意味はないから、雨になって40分の走行になってよかったんじゃないかな。スターティンググリッドは、こんなもんだよ、問題はない。8耐は8時間を通してのレースだから、僕らのチームはその準備ができていると思う。チームの雰囲気はすごくいいし、その点ではユキオとノリにすごく感謝している。チームとして目指す方向もひとつだよ。それと、きょうウェインのヘルメットをかぶって走ったのは、僕のレースはウェインとともに始まってウェインとともに終わっているから、もう一度鈴鹿を走るときは、ウェインのヘルメットをかぶりたい、って本人にも言ったんだ。最初は笑っていたけど、すごく喜んでくれた。僕がウェインのヘルメットで走る姿を楽しみにしている、って言ってくれたからね。もちろん、明日の決勝でもかぶるつもりだよ!