-
2013.10.1
[レース結果]JSB1000 Rd.8 スーパーバイクレース in 岡山
加賀山の代役で出場した武田雄一が7 位でゴール
- ■大会名
2013 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第8戦 スーパーバイクレース in 岡山
- ■開催日
[予選]2013年9月28日(土曜) 天候:晴れ コース:ドライ
[決勝]2013年9月29日(日曜) 天候:晴れ コース:ドライ - ■開催場所
岡山県 岡山国際サーキット(1周=3.703km)
- ■ライダー
武田雄一
- ■マシン
スズキGSX-R1000ヨシムラチューン
- ■タイヤ
DUNLOP
- ■結果
予選/7番手
決勝/7位
シリーズはいよいよ大詰め、最終戦の2レースを含め、2戦3レースを残すのみとなりました。
前戦のSUGOラウンドを転倒、リタイアで終えてしまった加賀山就臣は、大きなケガこそなかったものの、昨年負った左膝の状態が
思わしくないため再手術に踏みきり、岡山大会を欠場することを決めました。ダンロップの開発ライダーを務め、岡山国際サーキッ
トを熟知している武田雄一が代役として加賀山のマシンを駆りました。■予選
ノックアウト方式で行われたJSB1000クラスの公式予選。40分間で競われたQ1は、開始早々から中須賀克行選手(ヤマハ)が1分29
秒台でトップに立つと、3周目には1分28秒902とタイムを更新。その後、1分29秒台をマークするライダーが続々と現れます。Team
KAGAYAMAの武田は10周目の1分30秒930がベストタイムとなり、Q1を8番手で終え、Q2のトップ10トライアルへ進出しました。
Q2は15分間で争われ、タイムアタックに入った2周目は柳川明選手(カワサキ)がマークした1分29秒604が暫定トップに立ち、武田
は2番手タイムをマークします。武田は3周目に1分30秒334までタイムを詰めましたが、上位は1分29秒台の争いとなり、最終的に
武田はQ1からひとつポジションを上げ、7番グリッドを獲得しました。「タイヤテストも含め事前テストから、やりたいことがたくさんあり、タイヤのチョイスもやっと決まってきたところです。チームが
レースに向けて集中させてくれていて、恵まれた環境だと感じています。予選ではもう少し上にいきたかったけれど、ここまでの流
れを考えるとまずまずですね。決勝はトップグループ、できれば上位7台で争うことができれば、テストしてきたことも生かすことが
できると思います」(武田)■決勝
レースはオープニングラップから中須賀克行選手(ヤマハ)、柳川明選手(カワサキ)、津田拓也選手(ヨシムラスズキ)の3台が抜け出す展開となりました。セカンドグループの渡辺一樹選手(カワサキ)、山口辰也選手(ホンダ)、高橋巧選手(ホンダ)に続き、武田は予選と同じ7番手をキープします。
レース序盤、武田は1分30秒台後半で走行していましたが、トップグループは1分29秒台のハイペースで周回を重ねていきます。その後、武田はセカンドグループからも徐々に離され単独走行となりましたが、レースを完走したことでデータの収集にもつながり、
代役としての仕事をしっかり務めました。◎武田雄一より
約1年ぶりのレースでしたが、実戦の感覚を取り戻すのが難しかった。序盤のペースをもう少しキープできると思ったのですが、
思ったより早くタイムが落ちてしまって、レースができなかったのが悔しいです。加賀山選手が普段どれだけ頑張っているのかが分かりました。結果は出せませんでしたが、自分にとってもプラスになりましたし、テストだけでは分からなかった課題も感じたので、今後に生かしていきたいと思います。
◎加賀山就臣より
手術後の治療のために岡山への欠場を決め、急きょ武田選手に代役で参戦してもらうことになりました。日頃テストライダーとして
走っているとはいえ、テストとレースでは要求されることも違うのですが、予選で設定したタイムもクリアできて、レースも完走して
くれたので、データを収集することもできました。急なライダー変更に対応してくれました、チームスタッフにも感謝しています。スポンサーの皆様も、いつもと変わりなく応援していただき、本当にありがとうございました。最終戦には出場できるように、なんとか調整したいと思っています。
今回の武田選手の頑張りを結果に繋げられるようにしたいですね。
- ■大会名