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  • 2014″コカ・コーラ ゼロ” 鈴鹿8時間耐久ロードレース 第37回大会 事前テストを終えて

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    7月27日(日)に決勝レースを迎える2014 FIM世界耐久選手権シリーズ第2戦 “コカ・コーラ ゼロ”鈴鹿8時間耐久ロードレース 第37回大会。これに先がけて7月2、3日、7日、8日と合同テストが現地で行われました。もちろんTeam KAGAYAMAも参加し、鈴鹿8耐本番に向けてマシンのセットアップを行いました。


    7月2、3日の合同テストには、ドミニク・エガーター、芳賀紀行、そして加賀山の3選手が初めて一堂に会しました。8耐仕様のマシンも今回がシェイクダウンと言える状態だけに加賀山を中心にセットアップを行い、スーパーバイク、そして鈴鹿サーキットを初めて走るドミニクには走り込んで慣れてもらうことを最優先としました。ドミニクは、翌週にレースがあるため、この2日間しかテストに参加できないこともあり、芳賀には走行時間を少なくしてもらいました。ドミニクは初めて尽くしの状況ながら、徐々にタイムを上げ2日目にはチームベストを記録。驚異的な順応性を証明し、本番に向けて明るい材料となりました。

    僅かなインターバルを経て迎えた7、8日のテストは、台風の接近のため天候が心配されましたが、初日はドライ、2日目も半日はドライで走ることができ、様々なテストを行うことができました。前週のテストでは、あまりマシンに乗る機会がなかった芳賀も、精力的に走り込みチームに有益な意見をもたらしてくれました。

    後は、7月24日(木)から始まる練習走行でいかにマシンをまとめることができるかが課題となります。Team KAGAYAMA、2度目の鈴鹿8耐チャレンジに、ぜひご注目ください。


    ◎加賀山就臣コメント
    「7月頭のテストでライダーが3人そろって顔合わせから始まって、チームスタッフも全日本を戦っているレギュラーメンバーだけでは戦えないので、他に仕事を持っている方にも手伝っていただいていて、9割方集まることができました。ライダー、スタッフの顔合わせができ8耐に向けてスタートを切ることができました。マシンは、まだバランスが取れていない状態でしたが、芳賀選手もエガーター選手も好タイムを出してくれていますし、レースウイークでいい方向に進めていきたいと思っています。今年もおもしろいパッケージになりますので、ぜひ楽しみにしていてください」


    ◎芳賀紀行コメント
    「マシンは、まだまだ課題がある状況ですが、2回目のテストで、いろいろセッティングを試したので、その中でドミニクが“I’m Happy”と言ってくれるものがあればいいですね。チームも頑張ってくれていますし、日曜日の決勝レースで一番いいパフォーマンスを発揮できるように照準を定めています」


    ◎ドミニク・エガーターコメント
    「初めての鈴鹿、初めての1000ccだったので来る前は不安に思っていた部分もありましたが、鈴鹿サーキットは、施設もすばらしいですし、コースレイアウトも走っていておもしろいですね。加賀山選手も芳賀選手も経験豊富なライダーですし、ボクのことをバックアップしてくれるのが心強いです。8耐本番を楽しみにしているし、貴重な経験をさせてくれるチームに感謝したいですね」


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