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  • [Race Result]JSB1000 Rd.6

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    光が見えてきたオートポリス


    ■大会名
    2014 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第6戦
    AUTOPOLIS SUPER 2 and 4 RACE 2014

    ■開催日
    [予選]2014年9月13日(土曜) 天候:晴れ コース:ドライ
    [決勝]2014年9月14日(日曜) 天候:晴れ コース:ドライ
    ■観客動員数 2万780人(2日間合計)
    ■開催場所 大分県 オートポリス(1周=4.674km)
    ■ライダー 加賀山就臣
    ■マシン SUZUKI GSX-R1000ヨシムラチューン
    ■結果
    予選/:6番手(1分49秒105)
    決勝/:5位


    劇的な勝利を飾った第4戦SUGOから約3カ月のインターバルを開けて、全日本ロードレース選手権JSB1000クラスは、大分県・オートポリスでシリーズ後半戦のスタートとなるシリーズ第6戦を迎えました。このインターバルには、鈴鹿8耐がありTeam KAGAYAMA & Verityとして2年連続3位表彰台に上がり、ダンロップタイヤのお膝元にある岡山国際サーキットでテストを繰り返し、タイヤ開発を行ってきました。また、マシンはヨシムラがニュースペックエンジンを用意してくれたこともあり、ドライコンディションでもトップとの差を縮めるためのプラス要素をそろえてレースウイークを迎えていました。

    今回の第6戦は、4輪のスーパーフォーミュラとの併催の2&4レース。事前テストがなかったため、レースウイーク初日の金曜日に使用するタイヤの最終決定を行い、マシンをセットアップ。4月末に同じくオートポリスで行われた第2戦のときは、トップ6に差をつけられていましたが、今回は、着実に、その差を詰められている手応えを感じていました。


    ■予選
    土曜日の公式予選は、ノックアウト方式で行われ、まずは全車が走行する40分間のQ1でマシンセットを進めていきます。加賀山は、ここで1分49秒台に入れ6番手で、トップ10トライアルに進出します。15分で争われたQ2。各ライダーは当然のようにタイムを縮めていく。加賀山もコンマ1秒でもタイムを削ろうとベストを尽くし、1分49秒105をたたき出します。ポジションこそ6番手でしたが、トップとの差は0.825秒と明らかに進化が見られる公式予選となりました。


    ■決勝
    レースウイークを通して天候に恵まれた今回のレース。阿蘇の大自然の中にあるオートポリスにとっては珍しいほどでした。特に決勝日は秋晴れとなり、多くのお客さんがサーキットに詰めかけました。

    気温は26度、路面温度は40度というコンディションで決勝レースがスタートしました。加賀山は、今回も好スタートを切り2番手で1コーナーに入っていきます。その後、トップに浮上し、ホームストレートに戻ってきますが、後方でアクシデントが発生し赤旗が提示されます。レースは仕切り直しとなり周回数も18周から14周に短縮されてリスタートが切られました。

    2度目のスタートも、うまく決めた加賀山は、再び2番手で1コーナーに入っていくと、2コーナーではトップに浮上。そのままトップで2周目に突入していきます。2周目に3番手に下がりますが、冷静にトップグループにつけ、ライバルの出方を見ていきます。しかし3周目には、立ち上がり重視のラインを取ったところを一気に4台にかわされ8番手までポジションを落としてしまいます。まだまだレースは序盤、トップグループとの差はなく、まだまだ勝負はできると思っていました。順位を上げていこうとしましたが、前を走るライダーをなかなか抜けません。5周目にようやく7番手に上がるとトップグループに差をつけられてしまっていました。それでも最後まであきらめずにペースを上げていきます。レース中盤に前を走るライダーが2人転倒し、5番手に浮上。そのまま5位でフィニッシュする結果となりました。


    ◎加賀山就臣コメント
    「5位というポジションは決して満足いくものではありませんが、今シーズン初めてドライコンディションでも“攻め”の走りができました。レース中盤から追い上げて行くことができましたし、着実にトップとの差は縮まっています。今回もTeam KAGAYAMAを支え応援していただいている皆さんに感謝いたします。残り2戦3レースで、喜んでいただけるような結果を残せるように、引き続きチーム一丸となって臨みます」


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