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  • ズズキ・アジアン・チャレンジ、インドネシアで第2戦開幕

    2015 SAC Rd2 Day 1

    FIMアジアロードレース選手権 (ARRC) の2015年シーズン、ここに新たに設けられたレース・シリーズ「スズキ・アジアン・チャレンジ」の第2戦が、インドネシアにあるセントゥール・インターナショナル・サーキットで開催されます。

    加賀山就臣がプロデュース・監修するスズキのライダー育成プログラム「スズキ・アジアン・チャレンジ」では、MotoGPマシンと同じカラーリングが施されたアンダーボーンフレーム150㏄モデル のSUZUKI FU150を使用し、アジア各国から選ばれたライダーが参戦します。この場で活躍をすれば、その後、ARRCスーパースポーツ600クラス、そして日本や欧州の各国内選手権、さらには将来的に MotoGP参戦へのステップアップのチャンスが与えられるというプログラムとなります。

    「スズキ・アジアン・チャレンジ」では、ARRCの各戦で、2回のレースが行なわれます。4月にマレーシアのセパン・インターナショナルサーキットで開催となった開幕戦では、レース1、レース2と2名の勝者が生まれました。

    第2戦の舞台は、セントゥール・インターナショナル・サーキット。12このコーナーを持つ全長4.12㎞のフラットなコースで、舗装路面は部分的に補修され、レコードラインは改修されていますが、場所によっては1994年の創業当時のままのような部分もあり、走行ラインによって路面のミューが異なる非常にラフなコースといえます。

    レースウィーク初日となる6月5日(金)に2本の練習走行、そして6日(土)に、予選と決勝レース1、さらに7日(日)は、ウォームアップ走行と決勝レース2というスケジュールで、走行が予定されています。

    加賀山就臣 | ゼネラルマネージャー
    「早いもので、スズキ・アジアン・チャレンジの第2戦が、今週末に行われることとなりました。スポンサー、関係者の皆様には、ご協力感謝しております。 若いライダーたちが、各国の代表として、その技術を研鑽し、経験を積むこのスズキ・アジアン・チャレンジという場に再び集まりました。第一戦での2つのレースの経験を経た彼らにとって、また新たなサーキットでの戦いとなります。彼らが楽しみながらこの第2戦でも成功してくれることを期待します。」

    生形秀之 | ライダーコーチ
    「前回の開幕戦は、セパン・インターナショナル・サーキットですが、事前のテストがあっての決勝レースという過程がありましたが、今回は、金曜日に走り出して、すぐ翌日、そして翌々日にレース

    があるというスケジュールです。もちろん、このセントゥール・インターナショナル・サーキットを走った経験のあるライダーが有利ではありますが、まだまだ伸びシロの高いライダーはいっぱいいます。彼らが、どうそれをどうやって身に着けていくのか、それを見てみたいと思います。このコースは非常に難しいので、以前よりも楽しみにしています。」