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  • TEAM KAGAYAMA SUZUKI Asia、レース2でも確実にポイントを獲得

    2015 ARRC Rd5 Race 2

    カタールで開催となったFIMアジアロードレース選手権 (ARRC)の第5戦。シリーズ6戦、計12戦あるARRCスーパースポーツ600㏄クラスの10レース目となる、第5戦レース2が10月3日(土)、首都ドーハの北部の砂漠地帯にあるロサイル・インターナショナル・サーキットで開催された。

    前日のレース1は午後8時からのレースであったが、土曜日のレース2は、さらに遅い夜10時半からのレースとなっており、そのレース前のウォームアップ走行も日没後のセッションとなった。このウォームアップラップで、レース2に向けたマシンの最終チェックを行うはずだったが、いくつかのトラブルが重なり、満足な走行ができないまま、の状態で決勝レースに進むこととなった。

    Team KAGAYAMA SUZUKI Asiaの2人のライダー、#25ラフィード・トパン・スシプト選手と芳賀紀行こと#41ナイトロ・ノリ選手は、前日の予選セッションで、それぞれ10番手と14番手というグリッドを獲得しており、午後10時10分、SUZUKI GSX-R600を各自のグリッドに並べた。

    レースは両者ともにまずまずのスタートで、芳賀選手が4つ順位を上げ、芳賀、トパンの順に戻ってくる。その後は芳賀選手が7番手まで、トパン選手は10番手前後を走行するも、レースに大きな変動もなく、他車のクラッシュに巻き込まれることなく粘り強く走り続け、最終的には芳賀選手が8位となった。そしてトパン選手は最終ラップで転倒を喫し順位を下げたものの13位でレースを終えることとなった。

    これで、2レースともに8位となった芳賀選手のポイントは16ポイントがプラスされ、ランキング順位はさらに上がって6位へと浮上した。前回はノーポイントレースであったトパン選手も今回は9ポイントを獲得し合計33ポイントで17位へとランクアップした。

    ラフィード・トパン・スシプト | #25
    「バイクは問題なくて、スタートも問題なかったし、しっかりレースをすることができました。しかし、最後に他車を抜こうとして失敗し、転倒してしまいました。これはすごくもったいなかったですね。次回のタイでの最終戦は、まだ今年一度も上がったことのない表彰台を狙いたいと思います。」

    芳賀紀行 | #41
    「今回はぶっつけ本番のレースばかりのようになってしまいました。それでもレース1から大きくセットを変えたことで、いいところがあったし、逆に直らなかった部分もあったしという感じですが、この2つのレースを走りきったことで、いくつかのわかったこともありますし、次のステップにはつながったかなと思います。次回はシーズン最終戦です。気を引き締めてガンガン行きたいと思います。」

    加賀山就臣 | ゼネラルマネージャー
    「芳賀選手のマシンは今週のレースウィーク中チャタリングの問題が解決されず、フラストレーションの溜まるレースをさせてしまいました。それでも結果8位と現状ベストな結果を残してくれました。ありがとうと言いたいですね。

    トパン選手もシフタートラブルでシフト操作のしにくい状況になってしまったのにもかかわらず、ベストな戦いをしてくれました。最終ラップで転倒してしまったことは残念ですが、怪我もなく無事に帰ってきてくれました。

    次は今シーズン最終戦です。2人ともがベストリザルトを残せるようにチーム全体でサポートしていきたいと思います。皆さん応援よろしくお願いします。」

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