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  • 2015 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第8戦

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    ■大会名
    2015 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第8戦 SUPERBIKE RACE in OKAYAMA

    ■開催日
    [予選]2015年10月17日(土曜) 天候:晴れ コース:ドライ
    [決勝]2015年10月18日(日曜) 天候:晴れ コース:ドライ

    ■観客動員数
    8200人(2日間合計)

    ■開催場所
    岡山県 岡山国際サーキット(1周=3,703km)

    ■ライダー
    JSB1000クラス:加賀山就臣 / J-GP2クラス:山元 聖

    ■マシン
    JSB1000クラス:SUZUKI GSX-R1000L5 ヨシムラチューン
    J-GP2クラス:SUZUKI GSX-proto71

    ■結果
    JSB1000クラス:加賀山就臣
    予選/:7番手(1分29秒490)
    決勝/:8位

    J-GP2クラス:山元 聖
    予選/:12番手(1分34秒028)
    決勝/:10位


    全日本ロードレース選手権は、シリーズ第8戦を迎え、いよいよ2015年シーズンも残すところ今回を含め2戦となりました。今回の舞台となる岡山国際サーキットは、ダンロップタイヤのお膝元のコース。タイヤテストも数多く行っており、第2のホームコースとも言えるサーキットで浮上のきっかけをつかみたいレースでした。

    事前テストでは、タイヤ選択から始め、いいフィーリングのタイヤが見つかりました。そのタイヤに合わせてマシンセッティングを進めレースウイークを迎えていました。金曜日から雲一つない快晴となり、10月にしては強い日差しが降り注ぎ、路面温度も上昇して行きました。

    ■公式予選
    金曜日からマシンセットの方向性を探るも、なかなかいいバランスが見つからず、思うようにアベレージタイムを上げられずにいましたが、その中でもタイムを削り、ノックアウト方式のQ1では、1分30秒053で10番手にすべり込みました。
    Q2では、このレースウイークでベストタイムとなる1分29秒490をマークし、7番手グリッドを確保しました。
    J-GP2クラスの山元は、武田の指導のもと着実な成長を見せ、事前テストから金曜日、そして公式予選とタイムを縮めて来ていました。

    ■決勝
    24周で争われた決勝レース。3列目から、いつも通り好スタートを決めた加賀山は、1コーナーで3番手に浮上。バックストレートからヘアピンへの進入で1台にかわされますが、オープニングラップは4番手でホームストレートに戻って来ます。しかし、そこからはペースを上げられずポジションを落としてしまいます。その中でも、何とかペースアップしようと踏ん張ります。このレースのベストラップを12周目に記録していることからも分かるでしょう。レース終盤は、単独走行となり、前を走っていたライダーが転倒すると一つポジションを上げ8位でチェッカーフラッグを受けました。
    山元は好スタートを切りますが、序盤にペースを上げることができず7番手争いの集団に加わることができず単独走行となります。しかし、予選タイムを上回るペースで周回。レース終盤には、後ろから追い上げて来たライダーがいましたが、これを冷静に抑えきり10位でゴールしました。

    ◎加賀山就臣コメント
    「事前テストで、いいタイヤが見つかっていたので、それを生かすためにセッティングの方向性探り、マシンを造り込んでいきました。しかし、思うようにタイムアップできず、結果的に、いい方向に行きませんでした。ただ、レースを走り切ったことで、いいデータが取れましたし、これを反省点に最終戦鈴鹿に挑みたいと思っています」

    ◎斉藤雅彦監督コメント
    「今回は事前テストから、しっかりタイヤが機能していたのでセットアップを進めてきました。レースウイークに入ると、セットは大きく変えることはなかったのですが、うまくグリップを出すことができず、なかなかアベレージタイムを上げることができずに悔しいレースとなってしまいました。それでも次回につながるレースになったと思うので、今回のデータを生かして最終戦で表彰台を狙って行きたいですね」

    ◎山元聖コメント
    「スタートは自分でもビックリするほど、うまく行ったのですが、その後、前の集団についていくことができず単独走行になってしまいました。スタート直後からペースを上げて行くことが今後の課題です。もっと上を狙えるように、もっともっと努力したいと思います。今回も多くの応援ありがとうございました。2週間後には、最終戦鈴鹿なので気を引き締めて行きたいと思っています」

    ◎武田雄一アドバイザーコメント
    「順位は満足できるものではなかったのですが、レース内容は、予選タイムを上回るペースで走れましたし、よかったと思います。今シーズンより、若手育成プロジェクトとして山元を走らせていますが、今回は成長を感じさせるレースでした。ここで満足せず、次のステップに上がっていけるように、引き続きアドバイスして行きたいと思っています」

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