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2016.3.15
2016年シーズン Team KAGAYAMA SUZUKI Asia 体制発表
発足2年目となるTeam KAGAYAMA SUZUKI Asiaは2016年シーズンもFIMアジアロードレース選手権シリーズの最高峰クラスとなるスーパースポーツ600カテゴリーに2台体制で継続参戦をすることを発表いたします。
ライダーには芳賀紀行(ゼッケン: 41)が継続参戦。芳賀は昨年の同シリーズ第3戦でチーム初の表彰台を獲得し、シリーズランキング7位でシーズンを終えました。今季も芳賀はシリーズタイトルを目指すともともに、チームメイトの育成に力を入れて行きます。そのチームメイトには、昨年のスズキアジアンチャレンジでランキング2位を獲得した、タイ出身のパティス・チョープラテット(ゼッケン: 98)がスズキアジアンチャレンジからステップアップをします。スズキアジアンチャレンジの育成プログラムで初のステップアップするライダーになります。
チームオーナーである加賀山就臣は昨年に引き続きゼネラルマネージャーとしてチームを牽引。さらに、今季からはチーム監督を兼任することになりました。
チームは2016年3月22日〜24日、マレーシア・ジョホールサーキットで開催される公式テストに参加。2016年3月31日〜4月2日に同サーキットでシリーズ第1戦で今季の開幕をいたします。
記
チーム名: Team KAGAYAMA SUZUKI Asia
ライダー: #98 Patis Chooprathet (パティス・チョープラテット)
#41 芳賀紀行
ゼネラルマネージャー兼チーム監督: 加賀山就臣
マシン: SUZUKI GSX-R600
タイヤ:DUNLOPパティス・チョープラテット | #98
「昨季はスズキアジアンチャレンジに参戦をしましたが、自分にとってはプレッシャーも緊張もなかったです。ただ、ビギナーにとってはとてもチャレンジングなシリーズです。しかし、今季はスーパースポーツ600にステップアップをさせていただくことになり、昨季よりも緊張していますし、新たなチャレンジになります。自分にとっては時間をかけ、経験を積まないと行けないと思っています。この機会を与えてくれた、スズキ、そして加賀山監督にとても感謝しています。自分はタイで1000ccのレースに出ていますし、600ccを乗りこなせる自信はあります。体力づくりのためにジムに通っています。必ずいい成績が残せるように頑張ります! 絶対にできると思います。その為の準備は万端です。」
芳賀紀行 | #41
「今年も昨年に引き続きTeam KAGAYAMA SUZUKi Asiaから、アシアロードレース選手権600ccクラスに参戦が決まりました。昨年は、アジア初参戦と言う事も有って四苦八苦しましたが、今年は昨年の経験を生かし昨年以上のパフォーマンスを出せる様に頑張りたいと思います。とても居心地の良いチームなので、一丸となって頑張って行きたいです。」
加賀山就臣 | ゼネラルマネージャー兼チーム監督
「まずは2年目のシーズンを迎えられたことに喜びを感じています。これはスズキをはじめてとするスポンサー、サポート、ファン、そしてチームスタッフのおかげだと思っています。ありがとうございます。
昨年は鈴鹿以外、初めてのサーキット、初めての選手権、初めてのマシン、初めてのチームと色々苦労をしましたが、それはすべてオーナーである自分の責任だと思っています。限られた環境でライダーもスタッフもチーム全員が頑張ってくれたと思います。
芳賀が継続参戦してくれるのはとても心強いです。彼の経験、そしてライダーとしての素質は、自分でさえ、勉強することがあります。今年はさらにマシンの熟成に貢献、優勝も狙えるでしょう。
パティスはまだ若いですが、昨年のオーディションでは乗り出しから普通に600ccのマシンを乗りこなせていました。慣れるまでは苦労すると思いますが、自分や芳賀、そしてチームが彼を全面サポートして行きます。彼がいい成績を残し、成長をし、将来MotoGPに参戦できるライダーになって欲しいと思っています。」