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2016.3.31
Team KAGAYAMA SUZUKI Asia、開幕戦走行スタート
マレーシアのジョホール・サーキットを舞台に2016シーズンが開幕するFIMアジアロードレース選手権 (ARRC)。第一戦のレーススケジュールは3月31日(木)から走行がスタートする。31日は練習走行が3セッションあるが、翌4月1日(金)は予選とレース1、2日(土)はレース2と非常にタイトなスケジュールとなっている。
加賀山就臣がゼネラルマネージャー兼チーム監督を務めるTeam KAGAYAMA SUZUKI AsiaのSUZUKI GSX R600には、98号車のパティス・チョープラテット選手と41号車の芳賀紀行選手の2名が乗り込む。チームは、実質1日しかない練習走行日を目いっぱい使って、新人のパティス選手は芳賀選手に引っ張ってもらいながら、レースに向けたセットアップを2台で探りつつ予選セットも進めていく。
最終的に、この日の3回のセッションのトータルで、パティス選手は1分33秒764のタイムで19番手、芳賀選手のタイムは1分32秒797、14番手につけている。
パティス・チョープラテット| #98
「まだスーパースポーツ600に上がって一年目ですから、コースを覚えるだけでなく、いろいろなことを学ぶ必要があります。今日は芳賀選手に付いて、コースのライン取りや、ブレーキングポイント、スロットルの開け方などいろんなことを学びました。いいセットアップも見つけたのであとはタイムアップを図るのみ、です。明日はトップグループを追いかけてベストなポジションをとれるよう100%力を出していきたいと思います。」芳賀紀行 | #41
「事前のテストと比べてコースコンディションが変わっていて、少してこずりながらもセットアップを進めてきました。大幅なタイムアップはなかったですが、徐々にアベレージスピードも上がり、ベストタイムも少しだけ上がりました。3回目の練習走行で少し問題が見つかったのですが、改善の方向性は見えているので、いいセットを見つけて予選を決めたいと思います。」