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  • スズキ・アジアン・チャレンジ、2016シーズン2戦目の走行がスタート!日本人勢トップは服部真騎士選手が7番手

    SAC Rd2 2016 Day1
    2016モデルが初めて投入されるスズキ・アジアン・チャレンジ(SAC)第2戦。タイ・ブリナムにあるチャン・インターナショナル・サーキットを舞台に開催される。5月7日(土)~8日(日)に行なわれる決勝レースを前に、6日(金)に2回の練習走行セッションが行なわれた。

    この時期のタイは、シーズンを通して最も暑い時期となっており、この日の天候は晴れ。気温は40度を越え、路面温度は70度にも達する厳しい一日となった。

    スズキの150㏄ロードモデルのFU150が新しく入れ替わり、各選手ともに練習走行セッションでは、新しいマシンで走行を重ねた。しかし、この非常に暑い状況の中、転倒者が出ており、残念ながら満足に走行できなかったメンバーもいるが、その中でも#12 Rozaliman Zakaria Muhamad(ロザリマン・ザカリア/マレーシア)選手が1回目の練習走行セッションで出した2分17秒760が2回の走行セッションでのトップタイムとなった。

    日本人選手では、#11 服部真騎士(はっとりまきし)選手が7番手のタイムとなる2分19秒302。#27 佐藤進之介(さとうしんのすけ)選手が2分20秒163、#41 芳賀瑛大(はがあきと)選手が、2分23秒337でこの日の走行を終えている。

    加賀山就臣 | ゼネラルマネージャー
    「アジアの小排気量車からMotoGPへという趣旨のもとで立ち上げられたスズキ・アジアン・チャレンジですが、今回から新しい車両に入れ替えとなりました。これを用意するスタッフにはきついレースウィークとなりましたが、ワンメイクのシリーズなので、すべての車両が100%のパフォーマンスを発揮できるよう準備をしています。
    この車両に乗り換えるということは、各選手にとっても良い経験になると思います。彼らにはアグレッシブなレースを期待しています。」

    八代俊二 | ライダーコーチ
    「午前と午後の2回の走行セッションがありましたが、2回目のセッションでは、すごく暑かったのでトップタイムは更新できなかったわけですが、このブリラムのコースは初めてというメンバーが多く、午前中タイムを上げられなかったメンバーの多くがタイムアップをすることができ、全体としてのアベレージは上がっていました。今回から、ニューマシンが投入されたわけですが、今日一日走って理解できたのではないかと思います。
    明日は予選と決勝レース1となってしまいますが、各選手ともに体調管理にも気を付けて、良いレースを見せてくれることを期待しています。」

    2016 SAC Rd2 Hattori2016 SAC Rd2 Arsyad