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  • Team KAGAYAMA SUZUKI Asia、第2戦レース1で、芳賀がポイントを獲得。パティスも初ポイント獲得。

    2016 TKSA Rd2 R1

     

    加賀山就臣がゼネラルマネージャー兼チーム監督を務めるTeam KAGAYAMA SUZUKI Asia はタイのチャン・インターナショナル・サーキットでFIMアジアロードレース選手権 (ARRC) 第2戦を迎えた。この日は予選セッションとレース1が予定されていた。加賀山就臣がプロデュースする小型車のワンメイクレース「スズキ・アジアン・チャレンジ」からステップアップした98号車のパティス・チョープラテット、そして41号車の芳賀紀行の2名が、SUZUKI GSX-R600でこのARRCのスーパースポーツ600クラスに参戦する。

    このレースウィークではマシンを順調に仕上げ、この日の最初のセッションである予選セッションでは、パティスが、1分41秒573。そして41号車の芳賀紀行がセッションの早いタイミングでレースウィーク初の40秒台となる1分40秒901のタイムを出し、大きくタイムアップをしたものの、その後タイムアップかなわず、芳賀が15番、18番グリッドからのスタートとなってしまう。

    このグリッドは、レース1およびレース2の両方に適用される。2レースともに全長4554m、12個のコーナーを持つこのサーキット、18周で行なわれる。レース1では、パティスがスタートで出遅れたものの、順調にペースを重ね、一度はオーバーランをしてしまったものの、順位を取り戻して15位でチェッカーを受け、ポイントを獲得した。芳賀は序盤からプッシュをしたものの、後半は引き離される展開となり、12位でフィニッシュとなった。

     

    2016 TKSA Rd2 R1

    patis2
    パティス・チョープラテット| #98

    「スタートを失敗して、単独での走行になってしまったのがよくなかったです。また、リアタイヤのチョイスがちょっと失敗してしまい、あまり良いレースとはなりませんでした。明日はスタートを決めて、きちんと前の集団についていけるようにいいスタートを切りたいと思います。」

     

     

    haga2芳賀紀行 | #41
    「足りないものがないわけではないですが、予選までは極めて順調でした。しかし、今日になってみたらチャタリングが出てしまって、それを解消できないままレースを終えてしまった感じです。明日はウォームアップ・セッションを使って少しもがいてみようと思います。」

     

     

    kagayama加賀山就臣 | ゼネラルマネージャー兼チーム監督
    「今回は2人ともポイントをゲットしてくれました。特にパティスは、スズキ・アジアン・チャレンジからSS600クラスへステップアップして初のポイントです。2人ともに予選グリッドよりも順位を上げることができポジティブなデータも取れたので、明日も期待したいと思います。
    チームとしてはもう少しマシンのコーナリング性能を上げなければならないですし、劣っている部分もあるので、それを何とか改善していきたいと思います。」