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  • 『TKレンタルバイクシリーズ』開幕戦、大盛況の中スタート!

    ■大会名   2017モトチャンプ杯&Daijiro-cup『TKレンタルバイクシリーズ』 開幕戦
    ■開催日   3月19日(日)
    ■開催場所  埼玉県 サーキット秋ヶ瀬
    ■使用マシン SUZUKI FU-150
    ■参加台数  15台


    21年ぶりにレース参戦の小林正義選手が開幕戦を制す!

    絶好のレース日和となる気候の中、Team KAGAYAMAの新たな試みとなる、レンタルバイクのシリーズ戦、『TKレンタルバイクシリーズ』が開幕した。

    初開催の不安と期待の中、初回から多くの参加者が集まり、ミニバイクレースとしては近年稀にみる華やかさの中、開幕戦を迎える事となった。

    このレースの趣旨として掲げた、“バイクレースに興味はあるが、参加したことが無い”“レースから離れてしまったが、またあの頃のように走りたい”。今回のレースでは、全ての参加者がこの趣旨にぴったりとマッチした形とすることができました。

    参加者の年齢は、20代半ば~50代までと幅広い年齢層となり、多くの方が20年以上振りにレースに参加。そして、“初めてサーキットを走る!”というレースに興味はあったもののなかなかその夢が叶えられず、本当に夢のよう。と心からレースを楽しんで頂けた事に、このレンタルレースシリーズを立ち上げたTeam KAGAYAMAの活動は、間違いではなかった事をこの開幕戦から肌で感じる事ができました。参加者は、装具を持参し、後はバイクに乗るだけ。レースを心から楽しめる環境で、セッションの合間には各参加者とのコミュニケーションの場として使う事ができ、常に笑顔の絶えない日となりました。

    レース当日は、朝のフリー走行兼タイムトライアル。このタイムトライアルでのタイム結果で予選ヒートのグリットが決まります。予選ヒートは10周のなか行われ、タイムトライアルで、ただ一人32秒台を叩き出した、21年ぶりのレース参加となる小林正義がポールポジションから、圧倒的な速さで決勝ヒートに向けて進んだ。

    迎えた決勝レース。このレースの趣旨、それは速い人が偉いだけでは面白くない事も念頭に企画。

    圧倒的速さを見せていた小林選手には、少し理不尽なペナルティとなりましたが、予選ヒートのスタート時の“フライング”のペナルティがレース直前に決定。決勝レースでは最後尾グリッドからのスタートとなりました。

    ここで、小林が最後尾に移動したことで、2番手スタートだったミクニ・テリカリレーシングの高橋が繰り上げのポールポジション。好スタートを決め1コーナーをトップで入る。その後ろにはTeam KAGAYAMAのメカニック伊神、そして20年ぶりのミニバイクレース参加となった倉鹿野が続く。1周目のヘアピンコーナーでは、なんと最後尾スタートの小林が早くも4番手へ上がってきた。各車大混戦の中、普段では味わえない熱い戦いが各グループで繰り広げられ、そこから、やはり小林が抜け出し独走で、自身21年ぶりのレースとなった開幕戦を制した。2位には伊神、3位には大和田亮介が表彰台を獲得した。

    大会参加者の多くが20年以上ぶりのレースを心から楽しみ、笑顔が溢れた開幕戦となった。


    ◎加賀山就臣/Team KAGAYAMA代表 コメント

    「まずは、ご協力頂いた関係者の皆様、参加して頂いたライダーの皆様、ありがとうございました。新たな企画『TKレンタルシリーズ』。少しでもモータースポーツの初めの一歩を簡単に踏み出せるように、レースから離れていた方が簡単に戻れるように、そんなシステムを作りたいと思いスタートしました。今後は全国で開催出来る様に調整をして行きたいと思っています。
    全国のレース体験をしたい方、レース復帰したい方、スキルアップしたい方、お待ちしています。」

    ◎武田雄一/TKレンタルバイクシリーズ総合プロデューサー コメント

    「一先ず、新たな試みとなった今回のレースの開幕戦が盛況の中終えられた事を心から嬉しく、開催するにあたり、ご協賛、頂きました各社様に御礼申し上げます。そして、このレンタルレースを開催し、参加者の皆さんが本当に楽しんで頂け、心からレースの楽しさを実感頂けた事を肌で感じる事が出来ました。ミニバイクレースも大人の楽しめる場として今後もより一層楽しいイベントとして盛り上げられるよう邁進して行きたいと思います」