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  • 三原壮紫が新加入! ここから這い上がって行くだけだ!!

    ■大会名 2017 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第1戦 in 筑波
    ■開催日
    [予選]2017年4月8日(土曜) 天候:雨時々曇り コース:ウエット・ドライ
    [決勝]2017年4月9日(日曜) 天候:雨時々曇り コース:ウエット
    ■観客動員数 6000人(2日間合計)
    ■開催場所 茨城県 筑波サーキット(1周=2.070km)
    ■ライダー 三原壮紫
    ■マシン SUZUKI GSX-proto71
    ■結果 予選/15番手(1分05秒544) 決勝/RACE 1:9位 RACE 2:13位

    全日本ロードレース選手権開幕戦が茨城県・筑波サーキットで開催されました。昨年に続き、最高峰クラスのJSB1000はなく、他の3クラスの開催となりました。

    Team KAGAYAMAは、新加入した三原壮紫が昨年、浦本がチャンピオンを獲得したSUZUKI GSX-proto71を走らせることになりました。

    筑波サーキットのスポーツ走行で何度かテストを行い、三原の最初のSUZUKI GSX-proto71インプレッションは“乗りやすい”と言うものだった。タイムも順調に縮めて行くが、58秒を切ることが、なかなか出来ないままレースウイークに入っていました。


    開幕戦は木曜日から走行が始まり、マシンセットの方向性を探りながら進めて行きましたが、一進一退を繰り返し、それでも金曜日には、58秒045と、あと一歩で58秒を切るところまで来ていました。

    しかし、ウエットコンディションとなった公式予選では、接地感が得られずペースを上げられない状態になっていました。車高を変えて見ますが、なかなかいい方向に行かずに予選順位は15番手。
    J-GP2クラスは2レース制となっており土曜日の午後にレース1が行われました。路面は、ウエットパッチがあるところはありましたが、ほぼドライ。三原はスタートを決め10番手にジャンプアップ。そこから集団の後方につけ6周目に1台に抜かれますが、15周目に1台を抜き10番手で最終ラップを迎えます。そのままゴールするかと思われましたが上位で転倒者があり、一つポジションを上げ9位でゴールしました。

    日曜のレース2は、雨量は少なかったものの問題のウエットコンディションでのレースとなりました。三原は、思うようにタイムを上げられず苦しいレースに。それでも最後まであきらめずにチェッカーフラッグを受け、2レース共に完走を果たしました。


    ◎三原壮紫ライダーコメント

    「Team KAGAYAMAの一員として初めてレースを戦い終えましたが、自分自身の能力不足を痛感しました。マシンが変わり、自分の理想としている形に近づけようとすることにこだわりすぎ、うまく仕上げていくことができませんでした。その中で、チームの皆さんが頑張ってくれていたので、成績でお返しできれば最高でしたが、そううまく走ることはできませんでした。今回の反省を生かして次回は、いいレースをしたいと思っています。」

     

    ◎武田雄一J-GP2監督コメント

    「開幕前にテストの時間が思うように取れず、走り込みができないままレースウイークを迎えてしまい、ライダーにはつらい状況でのレースになってしまった。ドライでは、いい部分もありポジティブな手応えがありましたが、レインになってリズムを崩してしまいました。思うように走れず悔しかったと思いますが、この経験を糧に次回は一歩も二歩も進めるようにサポートして行きたいですね。」

     

    ◎加賀山就臣総監督コメント

    「Team KAGAYAMAとしての2017年シーズンが始まりました。今シーズンも多くの方にご協力頂き、こうして新しいシーズンを迎えられることを感謝いたします。J-GP2クラスには、三原壮紫が加入し、その初戦となりましたが、レースを戦ったことで見えてくる課題もありましたし、まだまだよくなって行くと思います。次回は、いよいよJSB1000クラス。レーシングライダーとしても精一杯、ニューGSX-R1000と共に全力で走ります。」