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  • TKレンタルバイクシリーズ 第2戦フルグリッドの大激戦!

    ■大会名 2017モトチャンプ杯&Daijiro-cup 『TKレンタルバイクシリーズ』 第2戦
    ■開催日 5月7日(日)
    ■開催場所 埼玉県 サーキット秋ヶ瀬
    ■使用マシン SUZUKI FU-150
    ■参加台数 18台


    リターンズクラスは茨木繁が制し、若葉クラス初代優勝はTeam TAKANO高野隊長!

    初夏の陽気となった5月7日、ゴールデンウィーク最終日となった日に、TKレンタルバイクレース第2戦が行われました。

    開幕戦に引き続き、大盛況のフルグリッド18台でのレースが開催された。
    今大会は、レース未経験者やギア付きのオートバイに初めて乗る方からも申し込みがあった事から、混走ではあるものの急遽、リターンズクラス(レース経験者)と若葉クラス(レース初心者)の2クラスに焦点を分けて行われた。

    リターンズクラスでは、90年代の言わばレース全盛期にロードレースに参戦していた猛者達が鼻息を荒く、参戦!そんな中、朝のフリー走行兼タイムトライアルでトップタイムを叩き出したのは、誰もが知る世界チャンピオンの兄を持つ、原田哲也氏の弟・原田伸也がぶっつけ本番ももろともせずに初参戦初ポールを獲得!2、3番手は、元SP忠男・亀作和哉、茨木繁と元SP忠男軍団がフロントローを独占した。レース経験の少ない若葉クラスのトップには、開幕戦、前日練習から火花を散らす、高野、布施両選手が僅差で1.2となった。

    迎えた予選レース。シグナルが青に変わったと同時に多重クラッシュが発生、リターンズクラスの井川宏選手が、負傷リタイアとサーキット中の緊張が本場レースさながらになる。仕切り直しの予選レースをそつなく亀作和哉選手が制し、2番手には虎視眈々と茨木が入った。若葉クラスの1.2はやはりここも高野、布施が火花を散らす。

    TKレンタルバイクの醍醐味となる昼休憩の言い訳時間をはさみ、迎えた決勝レース。
    ここでまた波乱の展開となる、スタート直後にポールスタートの亀作選手がクラッシュ!無念のリタイアとなる。この日4度目となる再スタート!真っ先に飛びだしたのは、元SP忠男&MotoPod茨木選手、2番手にはTKレンタルバイクシリーズ2戦目の金山選手、3番手には尾島がぴたりとつける。白熱したバトルが最終ラップまで続き、この激戦を制したのは茨木選手、2番手には惜しくも金山、最後の表彰台を獲得したのは、Team KAGAYAMAの8耐消火器係の尾島選手となった。

    そして、激戦の若葉クラスでは、スタート前には、吐き気を催すほどの緊張をみせていた二人、高野、布施の戦い。1度目のスタート直後のクラッシュでは高野が巻き込まれ、マシンを破損、急きょTカーでの再スタートとなったが、ステディーな走りで高野が逃げる….そして、今大会最年少の猪突猛進、布施ががむしゃらに高野を追い回す展開、周回遅れをうまく利用した高野選手が、TKレンタルシリーズ初優勝!布施はファステストラップを刻むも惜しくも2位となった。3位には初参加となる進藤選手が入った。


    ◎加賀山就臣・チーム代表コメント
    「レンタルバイクレース第2戦を終える事が出来ました。参加者の皆様・サーキット秋ヶ瀬の皆様、ありがとうございました。このレンタルシステムにより、レース未経験の方や初心者の方がレースをスタートするきっかけを提供出来れば良いと思っています。そして、最もレースを楽しんでいた復活ライダー組の方々、ブランクを感じさせない走りで、皆が笑顔だったのが印象的でした。
    バイクを所有していないけどレースに出場したいと思っている方は沢山いらっしゃると思います。このレンタルバイクレースをより多くの皆様に広くに伝えていき、今後はより参加者が安全に楽しめるシステムを作り、開催回数も増やして行きたいと思います。」

    ◎武田雄一・総合プロデューサーコメント
    「開幕戦に引き続き、本当に多くの方に参加頂き、良かったです。今大会では、フルグリットとなったのですが、ミニバイクと言えど、18台が一斉に走ると、迫力満点で、ライダーみんなが真剣モードの顔になっていき、非日常の緊張を味わえる事もレースの魅力ですね。ですが、今回は怪我人がでてしまった事は、主催側としては課題と感じており、次に向けて対策を考えて行き、参加者全員が毎回笑顔で帰れるレースにしていきたいと考えています。最後に、今回もご協賛頂きました各社様、参加頂いた皆さんありがとうございました。」