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2019.4.15
2019 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第1戦 レースレポート
≪ TK SUZUKI BLUE MAX初陣 ≫
■大会名 2019 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第1戦 TWIN RING MOTEGI SUPERBIKE RACE
■開催日 [予選・RACE1] 2019年4月6日(土曜) / 天候:晴れ/ コース:ドライ [WUP・RACE2] 2019年4月7日(日曜) / 天候:曇り/ コース:ドライ
■開催場所 栃木県 ツインリンクもてぎ(1周=4.801379km)
■観客動員数 13,800人(2日間合計)
■JSB1000ライダー 津田 拓也
■マシン SUZUKI GSX-R1000
■予選結果 RACE1 : 10位(1分50秒335) / RACE2 : 10位(1分50秒336)
■決勝結果 RACE1 : 12位 / RACE2 : 11位
■年間シリーズランキング 11位(合計獲得ポイント 19Pt.)
全日本ロードレース選手権2019年シーズンが、栃木県・ツインリンクもてぎで開幕しました。
TK SUZUKI BLUE MAXとして初戦となるレース。今年は、エースライダーとして津田拓也を迎え、新たなチャレンジを開始しました。
3月に入ってから鈴鹿サーキットで走り始め、開幕戦の前週に行われた公開テストでは、ダンロップと共にタイヤの選別作業をしながら、津田は、その特性に慣れるために周回を重ねました。公開テスト、そしてレースウイークと天候に恵まれ、ドライコンディションで行われました。しかし、レースウイークに入り気温が上がったことでフィーリングにズレが生じてしまい、違うタイヤを再びセレクトして行きました。
レースウイークは、開幕戦ということで木曜日の特別スポーツ走行からスタート。今シーズンも2レース制が多く、今回の開幕戦ツインリンクもてぎから第3戦SUGOまでは、土曜日に予選・レース1が行われ、日曜日にレース2というスケジュールが続きます。前半戦でいかにリザルトを残すかは、今回の開幕戦の仕上がりにかかってくると言えるでしょう。
公式予選では、ベストタイムが1分50秒335、そしてレース2のグリッドを決めるセカンドタイムが1分50秒336と僅か0秒001差でタイムを刻みました。共にポジションは10番手となり4列目からのスタートとなりました。
23周の長丁場で争われたレース1。
津田は、ポジションを一つ下げてオープニングラップを終え、2周目に突入して行きます。その後、1台にかわされるものの、すぐに抜き返しポジションを入れかえます。8周目に12番手となっていましたが、その後は、ポジション変わらずに周回を重ねチェッカーフラッグを受けました。レース2も同じく23周で行われ、12番手で1周目を終えます。6周目に1台かわすと、そのままレース終盤を迎えます。背後に迫ってきたライダーに16周目にかわされますが、そのライダーがマシントラブルでリタイアしたため、再び前に出て行きます。もう1台、背後に迫ってきていましたが、その追撃を振り切りレースを終えました。
津田 拓也ライダーコメント
「レースウイークに入ってから、公開テストのときよりも温度が上がってしまい、違うタイヤをダンロップさんにリードしてもらいながらセレクトしていきました。マシンは、基本、昨年のデータからスタートしましたが、自分のライディングと足回りのセッティングを合わせきれないまま2レースを終えてしまった感じですね。それでもレース1からレース2にかけて変更したことで10秒速く走ることができているので、いまの方向性のまま行けばいいという確信が持てました。」
斉藤雅彦監督コメント
「開幕前の少ない時間の中で、バイク自体の乗り換えは、違和感なかったようでしたが、タイヤのキャラクターの違いに苦労しています。レースウイークに入って気温が上がり、公開テストのデータからズレが生じてしまいアジャストが最後まで満足行くところに到達できませんでした。今回のレースを終えたことで、津田が臨んでいることがハッキリしてきたので、もっとタイヤにもバイクにも慣れてくれば、よくなって行くことでしょう。」